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告発\金沢地方検察庁\最高検察庁\法務省\石川県警察御中
弁護士と裁判官が共同で確定させた傷害・準強姦被告事件判決の再捜査要請に係る石川県警察珠洲警察署提出書面の情報公開

殺人未遂事件幇助の被告訴人: 木梨松嗣弁護士(金沢弁護士会)、岡田進弁護士(金沢弁護士会)、長谷川紘之弁護士(金沢弁護士会)、若杉幸平弁護士(金沢弁護士会)
名誉毀損罪の被告訴人: モトケンこと矢部善朗弁護士(京都弁護士会)、小倉秀夫弁護士(東京弁護士会)
市場急配センター株式会社 石川県金沢市駅西本町5丁目10番20所在
作成管理者: 石川県鳳珠郡能登町字宇出津 廣野秀樹
金沢地方検察庁御中

2020年8月10日月曜日

(ア). 被告発人多田敏明が山三青果に行き,23時頃に戻るという話

(ア). 被告発人多田敏明が山三青果に行き,23時頃に戻るという話
 午前中であったように記憶にあるのですが,それも11時ぐらいです。被告発人東渡好信だったと思いますが,私に聞かせるような感じで,被告発人多田敏明を山三青果に行かせた,今夜23時頃に戻る,というような話をしていました。対面の会話ではなく電話口だった気がします。

 細かいことは思い出せないですが,23時というのは荷下ろしが終わる時間だと思いました。実際に被告発人多田敏明が会社に戻ったのは23時30分ぐらいだった気がします。その間に私は,被告発人安田繁克と諸江に買い物に行っていたと思います。

 今考えると,この運行も不審に思えるのですが,28年も経っているので確認は難しいでしょう。というのも4トン車一台で,山三青果の荷物が積めたのか疑わしいのです。荷物のほとんどは白菜やレタスでかさばります。大型車でも荷物の少ないときはあったのですが,無理に詰め込めばおろすのも大変です。

 山三青果の仕事は富山,高岡,金沢,福井と決まっていました。荷物の多いときは大型車2台,それにプラス4トン車ということもありました。23時に金沢にいるということは,夕市がなかったことも意味します。

 山三青果の夕市についてはすでにご説明を記述しておりますが,夕市で2台以上ということは一度もなく,必ず4カ所積みでしたが,それでも荷物は少なめでした。

 私もその感覚で23時頃にはちょうど仕事が終わると考えていたのですが,それは福井中継を出しての前提です。今まで気がつかなかったのですが,いつも中継に使っている4トン車で,別に中継に出したとは考えにくいところです。仮にあるとすれば2トン車でしょう。

 福井の市場までは往復で考えると荷下ろしを含め3時間は掛かるのではと思います。23時30分に会社に戻るとなると,3時間前の20時30分には金沢中央卸売市場で荷下ろしを終え,出発していることになります。

 市内配達と同じぐらいの荷物と考えれば,違うような気もしますが,富山から高岡の市場に行くのも,高速道路から離れているためけっこう時間が掛かるのです。高岡の市場から金沢も同じです。

 それに4トン車だとある程度荷物を積めば,大型車ほど安定した走行はできなかったと思います。特に急がなくても21時前に,金沢中央卸売市場に着くことはなかった気がしますし,早くても20時台だった気がします。この時間は夕市で古河市を出発するような時間でもあります。

 被告発人多田敏明の乗務していた4トンウィング車は,箱の大きさの割にタイヤが小さく見え,通常の4トン保冷車に比較すると,ずいぶん安定性が悪そうでした。高速道路でスピードは出せなかったと思います。

 なお,被告発人多田敏明は市場急配センターの1階休憩室に10分から長くて30分ほどいて,家に帰ると言って帰って行ったように思います。機嫌が悪そうにはみえなかったですが,いつもと違う感じの無口さがありました。

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