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告発\金沢地方検察庁\最高検察庁\法務省\石川県警察御中
弁護士と裁判官が共同で確定させた傷害・準強姦被告事件判決の再捜査要請に係る石川県警察珠洲警察署提出書面の情報公開

殺人未遂事件幇助の被告訴人: 木梨松嗣弁護士(金沢弁護士会)、岡田進弁護士(金沢弁護士会)、長谷川紘之弁護士(金沢弁護士会)、若杉幸平弁護士(金沢弁護士会)
名誉毀損罪の被告訴人: モトケンこと矢部善朗弁護士(京都弁護士会)、小倉秀夫弁護士(東京弁護士会)
市場急配センター株式会社 石川県金沢市駅西本町5丁目10番20所在
作成管理者: 石川県鳳珠郡能登町字宇出津 廣野秀樹
金沢地方検察庁御中

2018年9月26日水曜日

絶望的に進む司法統制 特別寄稿「ツイッター分限裁判」(東京高裁判事 岡口基一):ネット記事/本文/司法の本質は、多数決原理が支配する立法・行政によって侵害された少数者の権利を守ることです。

*** 司法の本質は、多数決原理が支配する立法・行政によって侵害された少数者の権利を守ることです。
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司法の本質は、多数決原理が支配する立法・行政によって侵害された少数者の権利を守ることです。多数意見、すなわち世論に逆らってまで少数者を保護する結論を出すには、よほどの裁判官としての自信と、深い教養が必要となります。


 サラリーマン化した「忖度(そんたく)」裁判官にそのようなものはなく、代わりに世間の風を読んで結論を出し、もっともらしい理屈を付ける国語力があります。多数決原理で国民に決めてもらうというのでは、司法は要りません。しかし現実は、国民に原発について決めてもらうべきだと明言する高裁決定が現れる始末です。


 サラリーマン裁判官ばかりとなった結果、優秀で知れわたる裁判官も皆無となり、個人的に法律書を出版する裁判官もすぐ皆無となりそうです。


 諸外国の裁判官は、大変な権威があります。豊富な実務経験や法律知識を持ち、誰しも優秀と認める弁護士の中から、選挙で裁判官が選ばれたりするからです。


 一方、日本は司法試験の点数が良ければ裁判官になれます。20歳半ばで裁判官となり、仕事をしながら成長するシステムですが、日々の仕事に追われて研さんを積めない状況にあります。


 そんな裁判官でも権威を保つ方法は、裁判官個人を徹底的に秘密のベールに包んでしまうことです。どんな人たちなのか分からなくすることで、権威の失墜を防いでいます。裁判官の素顔が表に出ては困るのです。

[source:] 絶望的に進む司法統制  特別寄稿「ツイッター分限裁判」 https://www.47news.jp/news/column/47opinion/2799293.html
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 「20代半ばで裁判官となり。仕事をしながら成長するシステム」とあります。20代の裁判官というのは、想像したこともなかったのですが、平成11年の安藤健次郎さんに対する傷害事件の小川賢司裁判官もずいぶん若い感じには見えました。

 それでも判事補の場合は、単独で裁判官をできなかったようにも思います。判事補の期間も8年ぐらいだったように思うのですが、いくらかあやふやになっている記憶なので、調べたものを引用しておきたいと思います。

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判事補(はんじほ)とは、日本の裁判官の官名の一種であって、裁判官に任官して10年未満の者(ただし、弁護士及び検事の経験は通算される)をいう。

概要[編集]
判事補は、司法修習を終えた者の中から任命される(裁判所法43条)。2011年4月22日現在、定員は1000名である(裁判所職員定員法1条)。

判事補は、3年で簡易裁判所判事、10年で判事に任命されるが、最高裁判所の下級裁判所裁判官指名諮問委員会による審査によって「再任不適当」となり、判事に任命されなければ退官する事になる。その場合は弁護士にはなれるが、簡易裁判所判事にはなれない。平成19年上半期の判事補から判事への任命候補者及び判事の再任候補者の答申結果は、指名候補者193人のうち189人については判事に任命されるべき者として指名することが適当であるとされ、4人については判事に任命されるべき者として指名することは適当でないと最高裁判所に答申されたことが報告された[要出典]。

判事補は、原則として1人で裁判をすることができず(裁判所法27条1項)、判事補が関与する事件は、合議事件(裁判官が3人関与する合議体で裁判する事件)のみである。また、同時に2人以上合議体に加わることができず、裁判長にもなれない(同条2項)。

ただし、後述のとおり、裁判官に任官して5年以上の者のうち、最高裁判所の指名する者は、特例判事補として、例外的に単独事件について裁判をすることができる。

また、判決以外の裁判は判事補が単独でも行うことができ(民事訴訟法123条、刑事訴訟法45条)、民事保全手続、令状事件、少年事件等は単独で行う。

[source:] 判事補 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A4%E4%BA%8B%E8%A3%9C
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 「特例判事補」というのは初めて知ったように思います。5年以上となっていますが、実際の運用状況は不明です。合議体の裁判では陪席裁判官ということになるのだと思いますが、陪席裁判官が判決文を書くことがある、という情報は見ています。袴田事件の熊本裁判官の回想でした。

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半世紀にわたって獄中から無罪を訴え続けてきた袴田巌さん(78)に静岡地裁が下した決定。地裁前が喝采に湧き、メディアが報道合戦を繰り広げる影で、元裁判官の熊本典道さん(76)は福岡県の自宅で「よかった・・」と声を振りしぼるようにつぶやき、涙を流しました。

熊本さんは袴田事件の第一審で、死刑判決を書いた裁判官でした。当時29歳の熊本さんは主任裁判官として袴田事件の公判に望むうちに、無罪の心証を強くしたといいます。

[source:] 袴田事件で重い十字架を背負った男 https://www.huffingtonpost.jp/tomoko-nagano/post_7239_b_5061378.html
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 熊本という名前に自信が持てなかったので確認のため調べたのですが、記事に当時29歳とあります。長野智子氏との写真があるので、以前読んだことのある記事ではないかと思いますが、当時29歳だったという情報は記憶になかったし、他にも20代の裁判官は聞いていないように思います。


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