* 図書館で取り寄せ,7月14日から読み始めた,「死刑捏造: 松山事件・尊厳かけた戦いの末に」という本
:LOGBOOK:
CLOCK: [2020-07-15 水 10:27]
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:CATEGORIES: 冤罪,再審請求,再審
〉〉〉:Emacs: 2020-07-15(水曜日)10:27 〉〉〉
今朝はまだページを開いておらず読んでいないのですが,前回の「蒔絵職人・霜上則男の冤罪―山中温泉殺人事件」に比較して,読みやすく平易な内容となっています。
昭和30年の事件ですが,そういう古さは感じられず,時折り,未来の物語を読んでいるような錯覚に陥るようです。実際に読んだことはないのですが,イメージが「銀河鉄道の夜」に重なるようです。64ページに差し掛かったところですが,まだ弁護士は登場しません。
昭和30年の本ですが,2017年3月25日に初版発行となっていました。2017年ということは事前にネットの情報で知っていました。最初の方に,記者が鹿島台の自宅を訪ね,泊めてもらった,と出てくるのですが,転居先の土地なのかと思っていたのが違っていました。
Googleで調べてみたのですが,鹿島台という地名は宮城県以外にないようです。全国あちこちにありそうな地名で,それも宅地造成された新興住宅地というイメージがありました。
鹿島台 - Google 検索 https://t.co/op1OAI6MjV
長距離トラック運転手の仕事で,やたらと多く鹿島台への道路標識を見かける場所があったことは,不思議とずっと前から記憶に残っていました。もともと鹿島という地名そのものにも気になる思い出はあったのです。
前にも書いていますが,松山事件は,当初,愛媛県松山市をイメージしていて,宮城県と知って驚いたことがあります。それも古川市があったのと同じ現在の大崎市となっていました。古川市は国道4号線沿いで,かなり内陸部という印象がありました。
宮城県志田郡松山町となっていたと思いますが,松山事件があったという場所をGoogleマップで調べたときも,内陸部で旧古川市に近いという印象がありました。その辺りには東北自動車道の大和インターもあって,金沢市場輸送でよく利用したインターでした。
昭和59年は別ですが,金沢市場輸送の保冷車の仕事で一番多かったのは東北便で,宮城県の塩釜市と石巻市でした。塩釜市から石巻市に向かうと,すぐに日本三景で有名な松島があります。国道45号線ですが,当時は海岸線で,観光地の中を通っていました。
松島の観光地から松島の市街地に入った辺りかと思いますが,その辺りからやたらと鹿島台という道路標識や看板を見たような記憶があります。宇出津の崎山台地や小木の日和山に似た振興の住宅地というイメージがあったのですが,どうも古くからある地名のようです。
松島町、宮城県宮城郡 から 鹿島台駅 - Google マップ https://t.co/akQ0gOBrYf
松島町は宮城県宮城郡になるようです。宮城郡というのも見た記憶がないのですが,これも意外な発見となりました。石川県にも石川県石川郡があったのですが,消滅しています。
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平成の大合併
平成17年(2005年)2月1日 - 美川町・鶴来町・河内村・吉野谷村・鳥越村・尾口村・白峰村が松任市と合併して白山市が発足し、郡より離脱。(1町)
平成23年(2011年)11月11日 - 野々市町が市制施行して野々市市となる。同日石川郡消滅。
[source:] 石川郡 (石川県) - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E9%83%A1_(%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C)
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確認のため調べたのですが,平成17年に野々市町以外が白山市に合併,平成23年に野々市町が野々市市になって,同日石川郡消滅とあります。
1年ほど前かと思いますが,テレビで宮城県松島町をスタートとする仙台のマラソンの中継があって,それを見ていました。松島の観光地の海岸沿いはコースになっておらず,塩釜市内まで高台の新しく広い道路がコースとなっていました。
松山事件の事件現場は,本で松山長尾とされていました。さきほどのGoogleマップでの経路検索を踏まえると,松島の海から15キロほどの距離となるようです。事件現場より被疑者宅の鹿島台の方が海から近くなりますが,この海からの近さが松山事件の印象を一変させました。
〈〈〈:Linux Emacs: 2020-07-15(水曜日)11:22 〈〈〈
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