### はじめに ###
2017年12月29日10時20分になりますが、このような書面を作成することは一週間ほど前の12月22日の夕方、銭湯のゆず湯に入っているときに思いつきました。これから作成に取り掛かるこの書面は少なくとも、珠洲警察署、金沢弁護士会、日本弁護士連合会に郵送にて提出する予定です。
本書面においては、骨子となる事実関係を中心にご説明をさせていただきます。これは弁護士鉄道の本線にあたるもので、個々の詳細や関連資料については別途記事を作成し、そのURLリンクを駆使することで全体像を組み上げて行きたいと考えております。
本書面では、告訴告発の事実関係以外に、それを取り巻く刑事司法、刑事弁護という社会環境、ベースとなる社会的なシステム、世の中の一般的な認知や理解についても重点的に取り上げてご紹介したいと思います。えん罪や刑事弁護というテーマがその一つです。
私自身が経験した刑事弁護、刑事訴訟手続きというものは、それらの専門知識、一般的な理解とかけ離れたものがあります。その問題点を指摘しながら大きな問題性を浮き彫りにしていきたいと考えています。
主要な登場人物は、モトケンこと矢部善朗弁護士(京都弁護士会)、小倉秀夫弁護士、深澤諭史弁護士、落合洋司弁護士(東京弁護士会)、郷原信郎弁護士、ジャーナリスト江川紹子さん、坂本正幸弁護士、刑裁サイ太、三浦義隆弁護士といった面々です。
このうちモトケンこと矢部善朗弁護士(京都弁護士会)と小倉秀夫弁護士に関しては、石川県警察珠洲警察署に名誉毀損の刑事事件として、ずいぶん前から相談中の案件であり、私としては現在においても相談中という考えでおります。その処罰の必要性を含め、具体的な説明を書いて行きます。
被告訴人・被告発人には、木梨松嗣弁護士、岡田進弁護士、若杉幸平弁護士、長谷川紘之弁護士という金沢弁護士会所属の4人の弁護士がおります。将来的な刑事補償の責任問題を視野に、これまで完全放置をしてきた金沢弁護士会の責任については、行政上の警察責任を含め適切な解決を模索していきます。
お隣の富山県の氷見強姦冤罪事件においても、国家賠償のような責任追及の裁判がありました。民事裁判と行政裁判の違いも素人にはわかりにくいものがありますが、報道によれば、国としての検察の責任を認めず、県としての富山県警察の責任を認めたという判決が出ていたかと思います。
氷見の強姦冤罪事件においては、警察が真犯人の存在を公表したところ、多数の弁護士や市民団体が結束し、世論に訴えた厳しい検察、警察の責任追及を行いました。当時は私もまた同じような方向性で問題の解決、救済のことを考えていました。これもまた弁護士鉄道の一つであったと振り返っております。
氷見の強姦冤罪事件も参考となる一例ですが、本件告訴告発事件は、弁護士が警察の不手際を悪用し、被害を拡大させたという側面があります。程度の違いはありますが、泥棒根性の弁護士商売には、常に背中合わせの不利益が、憲法で保証された国民の安心安全な生活に影を落としていると見ています。
12月22日から本日29日までの7日間、この間にも大きな動きや発見がありました。特に今年は、深く考えさせられる大きな事件や裁判がありました。その全てを取り上げることは出来ませんが、参考となる資料として大豊作のものがありました。お供えとしての犠牲なのかと考えることもありました。
当面は、個々の弁護士に感じる問題性の指摘に、本件告訴告発事件の事実や問題点を盛り込むスタイルで、始めて行きたいと思います。
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